紹介予定派遣や無期雇用派遣の選考に落ちた方が読みたい安定した仕事に就く方法

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「紹介予定派遣」や「無期雇用派遣」は,「登録型派遣」と違って選考があります。それは,紹介予定派遣は派遣先企業,無期雇用派遣は派遣会社に入社することが前提になるからです。

  • 紹介予定派遣:一定期間働いたあと,派遣先企業で正社員として雇用
  • 無期雇用派遣:派遣会社に無期雇用派遣社員として雇用

そのため,「選考を受けても採用されない」「応募したのに連絡なし」といったことがあります。

さらに紹介予定派遣では,一定期間(最大6か月間)派遣社員として働いたあとに正規雇用されるには,派遣先企業とあなたが合意する必要があるという条件もプラスされます。

せっかく「働こう!」という気持ちがあるのに断られるというは辛いですよね。

そこで,ここでは紹介予定派遣や無期雇用派遣の選考に落ちてしまった方のための安定した仕事に就く方法を紹介します。

紹介予定派遣や無期雇用派遣の選考に通らない理由

そもそも事務職の求人倍率は低い

紹介予定派遣や無期雇用派遣の求人職種で多い事務職の求人倍率(1人あたり何件の求人があるか)は,約0.2倍(1人あたり0.2件,つまり5人に1人仕事がある)です。

さらに,現在はバックオフィスの急速な効率化が進み,企業はソフトウェアを使って自動化をしたり,必要な作業は外注化するようになったのも理由になります。

もし,今後「事務職で働きたい」という人は,「自分が企業にどんなスキルを提供できるか?」を考え,その自信がなければ違う職種を検討するのも良いでしょう。

スキルが合わなかった

無期雇用派遣の求人には「未経験歓迎」「PCスキルは不問」と募集しているものも多くあります。

しかし,実際にそうでしょうか。

仮に競争倍率が5倍としたとき,そのうちの4人はPCスキルがある,1人はPCスキルがない場合,やはり1人は苦戦を強いられるのは容易に想像ができます。ここから選ばれるためには,他の4人を上回る別の何かのスキル(人間性なども含まれます)が求められることになります。

面接対策ができていなかった

これは「面接対策」という短期的なテクニックになりますが,紹介予定派遣として入社を前提にした働き方や無期雇用派遣で企業に入社するときは選考をクリアする必要があります。

多くの企業では,エントリーシート,説明会,適性検査,面接などの選考があります。

いくらありのままの自分を見てもらいたいからといって,何も対策をせずに臨んでは受かるものも受かりません。相手がどういう企業なのか,どういう人材を欲しているか,自分の経験をどのように伝えるのが良いのかといった対策をすることが大切です。

後述しますが,これらを丁寧に教えてくれるのも就職エージェントの強みになります。

紹介予定派遣や無期雇用派遣を選んだ理由を考えてみよう

ここまで紹介予定派遣や無期雇用派遣の選考に通らない理由について見てきました。

ここで,「そもそも自分はなぜこの働き方を臨んでいるのか?」に向き合ってみましょう。

紹介予定派遣→ミスマッチすることなく,ゆくゆくは正社員として働きたい

紹介予定派遣は,一定期間働いたあと派遣先企業で正社員として就職できます。最初は派遣社員として働けるので,もし派遣先企業と相性が悪かったときは(言葉を選ばずに言うと)逃げ切ることができますし,業務内容を理解した上で正社員にキャリアアップできるメリットがあります。

つまり,紹介予定派遣として働きたい方は,ゆくゆくは正社員として働きたいけれど,ミスマッチが怖いから様子を見たいと考えているのではないでしょうか。

もし,ミスマッチすることなく会社が選べてしっかり安定して働きたいのなら,会社選びの時点でミスマッチしないようなところを選ぶと良いでしょう(就職エージェントはその点のプロです)。

無期雇用派遣→登録型派遣より安定して働きたい

無期雇用派遣は,派遣会社に無期雇用社員として入社し,派遣先企業で働きます。登録型派遣や紹介予定派遣(6か月間)が時給で働くのに対して,無期雇用派遣は月給でお給料がもらえます。

つまり,無期雇用派遣として働きたい方は,登録型派遣で不安定に働くより無期雇用派遣で安定して働きたいと考えている方が多いといえます。バリバリ働きたくはないけれど,安定して働きたい場合,ワークライフバランスの整った会社を選ぶと良いでしょう。

紹介予定派遣や無期雇用派遣の選考に落ちた人が3つの方法

それでは,紹介予定派遣や無期雇用派遣の選考に落ちてしまった人は,どのようにすれば良いのでしょうか。ここでは3つの方法を提案します。

①別の紹介予定派遣・無期雇用派遣サービスを利用する

1つめは,別の無期雇用派遣サービスを利用する方法です。

紹介予定派遣や無期雇用派遣サービスに落ちてしまった人も,別のサービスがあります。

たとえば,リクルートスタッフィング(無期雇用派遣は「キャリアウィンク」)のサービスを使っていたのならテンプスタッフ(無期雇用派遣は「ファンタブル」)などのサービスを選びましょう。

ただ,事務職の求人倍率が低いデメリットは同じなので,PCスキルや面接対策をしっかりして臨む必要があります。

【別の派遣サービスがオススメな人】

  • 事務職で働きたい人
  • 登録型派遣よりは安定して働きたい人

②登録型派遣サービスを利用する

2つめは,登録型派遣サービスを利用する方法です。

登録型派遣は,正社員雇用とは異なり不安定というデメリットはありますが(長期的に年齢を重ねるごとに不利になります),選考がないなど働きはじめやすいメリットがあります。

また,登録型派遣は3か月などの有期契約なので,身軽でいられるのもメリットです。

一方,登録型派遣は有期契約であったり給与が時給であるなど生活の安定度は下がります。

【登録型派遣がオススメな人】

  • 事務職で働きたい人
  • 短期間ごとの契約で身軽に働きたい人

③未経験から正社員就職を目指す

3つめは,派遣ではなく正社員として就職する方法です。

そもそも,あなたはなぜ紹介予定派遣や無期雇用派遣を選びましたか?

明確な答えがあるなら紹介予定派遣や無期雇用派遣として働くのも良いでしょう。

しかし,もし「ミスマッチしたくない」「なんとなく安定してそう」という理由で選んだのなら,正社員として就職することを考える価値は十分にあります。

ミスマッチしたくないのなら会社選びの段階で十分に情報を集めてミスマッチのない会社選びをする。プライベートを大切にしながら,かつ安定して働きたいのならそういう会社を選びましょう。

といっても「それが難しい」という方が多いと思います。

それらをすべて無料で行ってくれるのが就職エージェントです。

今は,第二新卒・既卒・フリーターなど若年層の就職支援に特化している就職エージェントも多くあります。これらのエージェントは未経験からでも正社員として働ける優良求人を多数扱っているので,これらのサービスを利用するのも良いでしょう(書類添削や面接対策も丁寧にしてもらえます)。

これだけサービスが充実しているのに「無料」だと怪しく感じる人もいるかもしれませんが,人材紹介会社は求職者が入社すると,「紹介料」という形で企業から報酬を得ています。そのため,求職者のあなたからはお金をもらう必要なく,良質なサービスを提供できるのです。

【正社員就職がオススメな人】

  • 安定して働きたい人
  • 就職エージェントを利用することによって自分に合った働き方がわかる

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