ハローワークとジョブカフェのセミナー充実度を比較してみた

ジョブカフェを使った転職活動
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「ハローワークやジョブカフェなどの公共サービスを使って就職活動をしたいけど,どちらを使ったらいいか分からない」と迷っていませんか?

そもそもハローワークとジョブカフェってどう違うのかも曖昧になってしまいますよね。

そこで,ここではハローワークとジョブカフェがどのように違うのか,そしてセミナーの充実度についても比較してみました。

ハローワークとジョブカフェ

  サポステ ハローワーク ジョブカフェ
運営 厚生労働省 厚生労働省 都道府県
職業相談・セミナー
求人紹介
利用料 無料 無料 無料

まずは,ハローワークとジョブカフェの違いについておさらいしておきましょう。

ハローワークは,厚生労働省が運営する就職支援のための施設です。正式名称は「公共職業安定所」といいます。

ジョブカフェは,都道府県が運営する若者の就職支援をワンストップで行う施設です。正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」といいます。

また,ジョブカフェは都道府県ごとに呼び方が異なり,たとえば東京都では「東京しごとセンター」,大阪府では「JOBカフェコーナー」という名称で呼ばれます。

ハローワークは求人紹介がメイン

ハローワークはあくまで「求人紹介」がメインのため,その前段階の「職業相談」や「セミナー」といったサービスは付随的なものになります(まったくないわけではありません)。

ジョブカフェはワンストップ

一方,ジョブカフェは「これから働こう」と思っている若者を対象にしているため,「職業相談」から「各種セミナー」が非常に充実しています。

それプラス,「求人紹介」が受けられるというサービス内容です。求人紹介のデータベースはハローワークと同じものになります。

さらに,たとえば東京しごとセンターなら東京都で募集している求人もあるため,ジョブカフェの方がより地域に密着した求人を見つけることが可能です。

ハローワークのセミナー

ここでは東京都を例にします。

東京ハローワークでは,「職業訓練」という形で就職に向けてスキルを身に付けるための訓練を受けられるようになっています。

参考:職業訓練(就職に向けてスキルを身につけたい方へ) | 東京労働局

ジョブカフェのセミナー

東京都のジョブカフェである東京しごとセンターでは,「自己分析」「仕事研究・業界研究」「ES・応募書類作成」「SPI・筆記試験対策」など各分野のセミナーが多く開催されています。

  • 自己分析
  • 採用情報の見方
  • ミニ企業説明会
  • 合同就職面接会
  • しごと研究
  • プラスワンセミナー
  • 小論文の書き方
  • 応募書類完成講座
  • 応募書類・面接で使える「自己PR・志望動機」作成講座
  • SPI3非言語・領域別特訓
  • SPI3対策講座
  • 面接対策(基礎編)
  • 面接対策(実践編)
  • 職場で活かせるコミュニケーション術
  • 就活のための実践マナー講座
  • セルフマネジメント

このように,非常にセミナーが充実しているのが分かります。そのため,セミナーを上手に活用して就職活動を進めたい方は,ジョブカフェを活用すると良いでしょう。

東京しごとセンターの基本情報

運営 公益社団法人東京しごと財団
年齢 18〜29歳(ヤングコーナー)
30〜54歳(ミドルコーナー)
学歴 不問
対応地域 東京都
費用 無料

最後に東京しごとセンターについて紹介します。

東京都の設置するジョブカフェ「東京しごとセンター」は年齡層によって,「ヤングコーナー」(18〜29歳),「ミドルコーナー」(30〜54歳)に分かれています。

どちらも職業相談(キャリアカウンセリング),各種セミナー,求人紹介など就職活動に必要なサービスがワンストップで受けられるので,就職活動に困っている方は利用しましょう。

もちろん東京都が運営する公共サービスなので利用料はかかりません。

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