ジョブカフェとジョブサロンの違いについて徹底解説!自分がどのサービスを使うべきかがわかります

ジョブカフェを使った転職活動
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「ジョブカフェにジョブサロン,名称が複数あってどれを使って良いかわからない…」という方も多いと思います。自分がどのサービスを使うべきなのか混乱してしまいやすいですよね。

結論から言うと,

  • ジョブカフェ:15〜34歳までの人
  • ジョブサロン:35歳以上の人

というようになっています。

ただ,これはあくまで原則で,多くの都道府県ではジョブカフェでも40代,50代をサポートしていたり,ジョブサロンがない地域もあります(東京都では50代の人もサポートしています)。

ここでは,ジョブカフェとジョブサロンについて,そして自分がどのサービスを使えばよいのかをわかりやすく解説します。

そもそもジョブカフェとは?

  サポステ ハローワーク ジョブカフェ
運営 厚生労働省 厚生労働省 都道府県
職業相談・セミナー
求人紹介
利用料 無料 無料 無料

そもそも「ジョブカフェとはどういうものか」について見てみましょう。「すでに知っている」という方は,この章は読み飛ばしていただいてかまいません。

ジョブカフェは「都道府県が主体的に設置する,若者の就職支援をワンストップで行う施設」です。

似たものに「地域若者サポートステーション」や「ハローワーク」がありますが,これらは厚生労働省,つまり「国」が設置している施設です。

ちなみに,地域若者サポートステーション(サポステ)は,働く前の段階の「カウンセリング」(「どうやって社会復帰しよう」など),ハローワークは「求人紹介」がメインになります。

ジョブカフェはこれらのサービスに加えて,各種セミナーなども受けられるようになっています。

「ジョブサロン」はジョブカフェの中高年版

ここまで「ジョブカフェ」について解説しました。

続いて「ジョブサロン」です。

ジョブサロンは,ジョブカフェと同じく「早期就職の支援をする施設」で,ジョブカフェの「中高年版」だと思って間違いないでしょう。

ジョブカフェと同じように「就職相談」「各種セミナー」「求人紹介」といったサービスが無料で受けられるようになっています。

なぜ,ジョブカフェとジョブサロンに分かれているのか?

それでは,なぜ「若者向け」と「中高年向け」でわざわざ名称を変える必要があるのでしょうか。内容が同じなら分けると余計にややこしくなってしまいますよね。

これはサービス内容が微妙に異なるからだと僕は考えています。

ジョブカフェとジョブサロンは「就職支援をワンストップで行う施設」という点では共通していますが,年齢層によって多少サービス内容をわける必要が出てきます。

たとえば,ジョブカフェでは一度も働いたことがない若者の就職支援をするため,「仕事の探し方」や「履歴書の書き方」といったことを学べる場所が必要になります。

一方,ジョブサロンは中高年の方が対象のため,「中高年のための求人」「キャリアチェンジの方法」などについて学ぶ必要が出てきます。

そのため,ジョブカフェとジョブサロンが分かれていると考えると良いでしょう。

実際,ジョブカフェとジョブサロンは同一の施設に入っていて,フロアで仕切られているくらいの差しかないことがほとんどです。

ジョブカフェとジョブサロンは都道府県ごとに名称が異なる

もうひとつ,覚えておきたいことがあります。

それは,ジョブカフェとジョブサロンは「都道府県が設置する就職支援をする施設」ということは共通していますが,名称が統一されていない点です。

たとえば,東京都の場合,「東京しごとセンター」という名称になっています。

このうち,29歳までは「ヤングコーナー」,30歳〜54歳までが「ミドルコーナー」という名称になります。

ここでも分かるように,対象の年齢層も都道府県ごとに異なるので,お住まいの都道府県のジョブカフェ・ジョブサロンは「各地のジョブカフェ(METI/経済産業省)」で見てみると良いでしょう。

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