「東京に住んでいないけど『東京しごとセンター』を使いたい」という方も多いと思います。
結論からいうと,東京しごとセンターは地方在住者(都民以外の方)でも利用できます。
ここでは,地方在住者(都民以外の方)が「東京しごとセンター」を使うときに知っておきたいことについて解説します。
東京都のジョブカフェ「東京しごとセンター」
運営 | 公益社団法人東京しごと財団 |
年齢 | 18〜29歳(ヤングコーナー) 30〜54歳(ミドルコーナー) |
学歴 | 不問 |
対応地域 | 東京都 |
費用 | 無料 |
まず,「東京しごとセンター」がどのようなものかについて確認しておきましょう。
東京しごとセンターは,東京都が設置するジョブカフェ(若年者のためのワンストップサービスセンター)です。
ジョブカフェは全国の都道府県に設置されており,名称がそれぞれ異なります。たとえば,東京都に隣接する県のジョブカフェは次のような名称になります。
- 埼玉県:ヤングキャリアセンター埼玉
- 千葉県:ちば若者キャリアセンター
- 神奈川県:かながわ若者就職支援センター
そのため,自分の住んでいる地域のジョブカフェを使うことも可能です。
東京しごとセンターは地方在住の人も利用できる
前述のように,東京しごとセンターは地方在住の人(県外の人)も利用できます。
ただし,東京しごとセンターにある求人は「東京都」のものだけです。そのため,東京しごとセンターは「地方(県外)に住んでいて東京で働きたい」という方が利用すると良いでしょう。
「29歳以下」「30歳以上」年齢に応じたサービスが受けられる
29歳以下の方は,ヤングコーナーで「キャリアカウンセリング」や「各種セミナー」などのサービスが受けられます。また,「企業内実習」(実際に企業の中で働いてミスマッチを防げる)が受けられる「若者正社員チャレンジ事業」というサービスも受けられます。
30〜54歳の方は「ミドルコーナー」で「キャリアカウンセリング」や「各種セミナー」が受けられます。また,正社員就職を目指す「正社員就職応援プロジェクト」,5日間で就活ポイントがつかめる「就活エクスプレス」といったサービスも用意されています。
現在,県外に住んでいて「東京で就職先を探したい」「東京で働いていたい」と考えている方は,積極的に東京しごとセンターを活用してみましょう。