紹介予定派遣や無期雇用派遣は18歳以上の方が利用できます。
ただ,紹介予定派遣の場合は派遣先企業が求める条件もあるので一概には言えません。
もし,あなたが「年齢」に自信がなければ,年齢や学歴を求められず未経験から働ける求人を選ぶのも良いでしょう(若年層向けの就職エージェントは未経験から働ける求人を多数扱っています)。
ここでは年齢について知っておきたいこと,そして年齢に自信がない第二新卒・既卒・フリーターなど若年層の方が選びたい就職支援サービスをまとめて紹介します。
データで見る非正規雇用から正社員就職する年齢ときっかけ
年齢別の正規雇用移行率
上のグラフは「年齢別の正規雇用移行率」を表したものです。もう少しかんたんに言うと,「何歳の頃に正社員就職したか」を表しています。
正社員就職する人がもっとも多い年齢層は「25〜34歳(34.9%)」でした。そして,「15〜24歳(27.6%)」が続きます。これは大学や大学院を卒業して就職することを考えると納得できます。
就業期間別の正規移行率
一方,正社員就職しようと思っても,非正規雇用が続いてしまう人もいます。
上のグラフは「就業期間別の正規移行率」を表したものです。これは非正規雇用を何年間続けたあとに正社員就職をしているかを表しています。
正社員就職するのがもっとも多かったのは,非正規雇用が「1年〜3年未満(26.3%)」の人でした。「1年〜3年未満」をピークにして,非正規雇用の期間が長ければ長いほど正社員就職する人の割合が減っているのが顕著になります。
フリーター(パート・アルバイト)やニートなど非正規雇用でいる期間が長いほど,正社員就職するときのハードルが高くなるため,就職を考えたときは行動に移してみましょう。
就職・転職を考えるきっかけ
第二新卒・既卒・フリーター向けの就職支援サービス「ハタラクティブ」の調査によると,正社員として就職・転職するきっかけについては,男性は「その他」を除き「年齢を気にして就職・転職活動を開始(25 .5%)」がもっ とも多く,女性は「結婚や出産などのライフステージの転機に就職・転職活動を開始(45.8%)」が多い 結果となりました。
就職・転職を考えるきっかけ(男性)
- 1位:その他(37.8%)
- 2位:年齢を気にして就職・転職活動を開始する(25.5%)
- 3位:結婚や出産などライフステージの転機に就職・ 転職活動を開始する(24.3%)
- 4位:親から言われて就職・転職活動を開始する(6.6%)
- 5位:友人から言われる/友人が就職・転職している のを見て就職・転職活動を開始する(4.7%)
就職・転職を考えるきっかけ(女性)
- 1位:結婚や出産などライフステージの転機に就職・ 転職活動を開始する( 45.8%)
- 2位:その他(28.8%)
- 3位:年齢を気にして就職・転職活動を開始する( 18.7%)
- 4位:親から言われて就職・転職活動を開始する(4.3%)
- 5位:友人から言われる/友人が就職・転職しているの を見て就職・転職活動を開始する(1.6%)
※5位まで抜粋
引用:「ハタラクティブ 若者しごと白書2019( https://hataractive.jp/ )」
【正社員就職する年齢のまとめ】
- 正社員就職する人がもっとも多いのは25〜34歳
- 非正規雇用の期間が長くなるほど正社員就職のハードルが上がる
- 就職を考えたときに行動に移そう
2020.04.07
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