就職/転職エージェントを使うと面接通過率って本当にあがる!?現役エージェントが本音で答えます!

就職/転職活動コラム

今回は,「就職/転職エージェント(人材紹介会社)を利用する価値ってあるの?」ということについて記事を書きたいと思います。

ときどき「就職/転職エージェントを利用しても選考受からなかったけれど,自分一人で就職活動したら普通に受かった!」という声を聞くことがあります。

そこで,「就職/転職エージェントを利用すると就職活動はどのくらいうまく進むのか」「就職/転職エージェントを使うメリットはどのようなものがあるか」という部分についてお答えします。

就職/転職エージェントを使った就職活動の成功率

まず,就職/転職エージェントを利用した場合,就職/転職活動が成功する確率は,どれほど上がるのかという点にお答えしていきます。

ここでお答えする内容は,あくまで私が普段感じている肌感です。理由としては,就職/転職エージェントを利用してアドバイスをもらったけれど,結局,自己応募で転職した場合などもあり,正確な数値が出せないというのが理由です,ご了承ください。

では,回答します。

就職/転職エージェントを使うと,成功率は20%程度増加します。

さらに,「異業界や未経験職種への転職」の場合は40%程度は増加すると思っていただいて良いです

「え,そんなに変わるの?ポジショントークでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが,本当に変わります(人材紹介会社の担当者レベルで変動はします)。

では,その理由を,就職/転職エージェントのサービスの流れに沿って説明します。

就職/転職エージェントが利用登録者をスクリーニングにかける理由

就職/転職エージェントに登録すると,一般的に以下のフローでサービスが提供されます。

  1. 求職者が人材紹介会社に登録
  2. 人材紹介会社から電話やメール連絡が入る(ここで簡単な希望条件や現状を聞かれます)
  3. 担当者との面談・求人紹介・書類添削など
  4. 希望企業の書類選考や面接
  5. 内定連絡・年収交渉
  6. 入社についての詳細連絡・退職交渉など

このときの重要なポイントとして,「人材紹介会社は”内定が見込める求職者しか面談したくない”」という本音があります。

人材紹介紹介会社は書類選考や一次面接の代行を依頼されている

彼らのビジネスモデルは,「紹介した求職者に入社してもらうことで料金が発生する完全成果報酬モデル」です。つまり,内定が出なさそうな経歴や人柄の方はあまりサポートしたくないのです。

そのため,サービス登録後,電話にて希望条件や現状をヒアリングして,人材紹介会社でスクリーニングをかけています。

当然,初回の面談時にもスクリーニングは行っています。彼らは,紹介企業から「簡単な書類選考や一次面接の代行を依頼されている」ので,条件と的はずれな人材を企業に紹介できないからです。

反対に言うと,エージェントに求人を紹介された(自分の希望が通った)時点で「市場のニーズとは大きくずれていない」ということがわかります。

自分の現状を知ることが成功の一歩になる

自分一人で就職活動を行っていると,「なんで書類や面接でこんなに落ちるんだろう?でも頑張りたい!」と理由もわからず,実現が難しいことを追い続けてしまうこともあります。

まずは,「自分の希望が叶うのか,叶わないならどうすれば良いのか」。そんな自分の現状を知ることは,就職/転職活動を成功させる一歩になるでしょう。

そのために,市場や求人の情報を持っている就職/転職エージェントに意見を聞くことは,未経験者・経験者を問わず,有効な手段となるのです。

就職/転職エージェントを使っても不採用になってしまう人

人材紹介会社を使っても転職が成功しづらい方はいます。

以下のような方は成功しづらい傾向があります。

  • 希望業界/職種やキャリアと合わない人材紹介会社を利用している
  • 希望条件をひとつも妥協したくない方
  • 態度が横柄だったりレスポンスの遅い方

希望業界やキャリアと合わない人材紹介会社を利用している

これはどのようなケースかというと,「営業職に強いサービスなのに,エンジニア希望で登録する」といったものや(業界/職種),「就職/転職エージェントの得意領域は30代のキャリア層なのに,第二新卒の方が登録している」などの場合です。

これでは,いくら相談しても,あなたが求めるもの(求人やアドバイス)が出てきにくくなります。これらのケースだと,登録時の電話でサービス提供を断られるケースも多くなります。

ただ,これは就職/転職エージェントのサービスの質が悪いというわけでもないので,自分のキャリアや希望にあった人材紹介会社を探しましょう。

希望条件をひとつも妥協したくない方

「希望条件を一つも妥協したくない方」は意外と多いです。

たとえば,経験もスキルもないが「事務職以外希望しない」というケースですね。

この場合は,市場ニーズとその方のスキルが合致しないので,求人が出ることは期待できません。

自分の希望を「事務職」とするだけでなく,「なぜ事務職なのか,自分がいちばん求めているものは何か?」を考えないと,視野が狭いままで転職できない状態が長引いてしまうので注意が必要です。

態度が横柄だったりレスポンスの遅い方

これはいわずもがなです。前述のように,人材紹介会社は,企業から「簡単な書類選考や一次面接の代行」を依頼されています。人柄や(仕事の基礎である)レスポンス面は確実に見られているので,「自分はお客さんだ」などと思わず,就職/転職エージェントを利用することをオススメします。

「人材紹介会社を利用したけど上手くいかない」というケースのほとんどは,「希望している求人を提案してくれない」や「書類選考や一次面接が通過しない」といったものです。

この段階でつまづいてしまうのは,就職/転職活動において基礎となる「自分の希望や条件がズレている」ケースが多いので,見直してみましょう。

就職/転職エージェントを使った賢い就職活動

それでは,「就職/転職エージェントをどのように利用すれば成功率が上がるのか?」ということについて,具体的に触れたいと思います。

「上手くいかない事例」の真逆を行おう

かんたんな話ですが,前述した「上手くいかない事例」の真逆を行えば良いのです。

特に「人材紹介会社の担当者との希望すり合わせ」は注視して行いましょう。これは,担当エージェントの言いなりになるという意味ではありません。

「なぜそれ(業界や職種)を希望するのか,もし今すぐ叶えられないとしてもいつ頃に叶えたいか」などを伝えると,あなたにとって適切な「今とるべき行動」のアドバイスが得られます。

担当エージェントを変更してもらうのもあり

もし,「論理的な理由はなく,そこは辞めた方が良い。こっちの業界が伸びていてオススメ」と明らかに自分の希望に沿っていない話を勧められたら,担当者の変更を申し出るのも良いでしょう。

なぜならそれは,「彼らにとって入社してもらいたい求人に入れようとしている」可能性が非常に高く,求職者であるあなたの視点に立った提案ではないからです。

また,サービス利用をやめるのではなく,担当者変更を進める理由は,「就職/転職エージェントは,担当者で提供レベルに天地の差があるから」です。

実際,サービス全体が悪いケースはあまりなく,担当者(エージェント)が悪いことがほとんどです。

自分に合うエージェントと就職/転職活動を進めれば,成功する確率はグッと上がります!

担当エージェントの変更を申し出ることについて,多少気まずく感じるかもしれませんが,人材紹介会社からすると,こういった変更は普通なので,気にせず申し出て大丈夫ですよ。

まとめ

就職/転職エージェントをどの様に使えば転職は成功するのか?という視点で記事を書きました。

就職/転職エージェントは,パートナーシップを上手く築くことができれば,あなたが就職/転職活動をする上で良い伴走者となってくれます。担当者によっては,転職後も関係が続くこともあります(私自身,数年間やりとりして未だに相談に乗っている方もいらっしゃいます)。

今後のキャリア形成におけるパートナーとして付き合っていけるエージェントを見つけられると,就職/転職活動はグッと前に進むので,悩まれている方はぜひ一度利用してみてください。

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