営業職に転職するとき「運転免許なし」だとどのくらい不利になるのか

就職/転職活動コラム
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この記事では,営業職に転職を考えたとき,「運転免許を持っていないといけないのか?」ということについて解説します。

実際に営業職として働いたことがない方の中には,客先まで車で行き,商談をして帰るというイメージを持っている方々もいるかもしれません。しかし,今の時代は,運転免許がなくても十分に営業として働くことができますので,転職を考えるときの一助にしていただければ幸いです。

営業職として働く上での運転免許

まず,営業職で自動車が必要なパターンは,大きく分けて3つあります。

  1. 担当エリアが広く,周る客先が多い
  2. 客先が駅から遠い
  3. 物を運ぶことがある

以上に当てはまる営業職は車が必要になります。

それぞれどういうことか見ていきましょう。

担当エリアが広く,周る客先が多い

周る客先が多いと,電車やバスなどを乗り継いで行くのは効率が下がってしまいます。

また,保険の営業などの多くは1区や1市を受け持つより,いくつかの区や市をまとめて担当することが多くなります。そうなると,電車などでは周り切ることはできません。

こういう場合は,運転免許が必要となります。

客先が駅から遠い

薬局など地域に根ざした場所へ営業に行く場合は,運転免許が必須なことが多くなります。薬局など,地域に根ざした場所は,必ずしも駅の近くにあるわけではありません。そうすると,電車やバスで移動するのは効率が悪くなるので,自動車を使うことが多くなります。

また,地方にお住まいであれば,さらに必要性が増します。たとえば,北海道で自動車なしで営業をしようと思っても,1件訪問できるのが限界ということも想像できると思います。

物を運ぶことがある

こちらは製造系の技術営業などによく見受けられます。営業車に工具を積んでおき,既存の客先に訪問した際,ちょっとしたことであれば自分で直してしまうというものです。

このように営業活動をする際,手では運べないけど持って回らなければならない商材の場合も車が必要となります。

転職のために運転免許を取る必要性はあるか?

次に営業職に転職するとき,運転免許を取る必要があるのかという点について解説します。

結論から言うと,絶対に必要というわけではありません。

もし,あなたが受けたいと思った企業の募集要項に「要普通免許」などと書いてある場合は,運転免許を取得する必要があります。

しかし,さまざまな業界にチャレンジできる昨今において,運転免許がなくても,営業を任せてもらえる企業は数多くあります。

運転免許がなくても働ける営業職の仕事

それでは,運転免許がなくても大丈夫なのはどのような企業でしょうか。

それは,都心にオフィスを構え,都心の企業を相手にしている企業の営業です(もちろん絶対というわけではなく,最終的には企業次第なところもあります)。

たとえば,新宿のオフィスから新宿の企業に営業に行くなどの場合は,企業規模に関係なく,運転免許なしでも大丈夫なケースが多くなります。都心部は公共交通機関が整っているので,電車やバス,人によっては自転車や徒歩でも客先に伺うことができます。

基本的にこのスタイルの企業かつ,

  1. 担当エリアが広く,周る客先が多い
  2. 客先が駅から遠い
  3. 物を運ぶことがある

に当てはまらない企業であれば,運転免許を持っていなくても問題ない可能性が高まります。

運転免許なしでも営業に転職する方法を知るには

最後に,運転免許なしでも営業職に転職する方法についてお教えします。

まず,簡単なのは,求人サイトで受けたいと思った企業が「運転免許が必要なのかどうなのか」調べる方法です。ただ,運転免許が必要でなくても,本人確認書類として確認するために記載している場合もあるので注意しましょう。

また,転職エージェントを利用する方法もあります。エージェントは紹介できる企業に関して徹底的に把握しています。そのため,入社した後にどのような働き方をするかも完璧に理解しています。当然,「運転免許がいるのか」なども把握しているので,無駄に免許を取得することもありません。

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