ジョブカフェ(若年者のためのワンストップサービスセンター)に行くとき,「どんな服装で行けばいいんだろう」と迷ってしまいますよね。
ジョブカフェを使った就職/転職活動では,「キャリアカウンセリング」「セミナー&イベント」「職業相談&紹介」「面接」などさまざまな段階があり,求められる「服装」が異なります。
と言っても,難しいことはないので安心しましょう。
ここではそれぞれの段階に応じて,適切な服装について解説します。
※東京都の場合を例に解説します(他の地域も大きな違いはありません)。
ジョブカフェを使った就職活動の流れ
まず,ジョブカフェ(東京の場合は「東京しごとセンター」という名称です)を使った就職活動のかんたんな流れを紹介します。
- 受付
- キャリアカウンセリング
- セミナー&イベント
- 職業相談&紹介
- 面接
服装の基本は,「企業と接するときはスーツ」と覚えておけば間違いないでしょう。
それでは,ひとつずつ解説します。
受付:私服
東京しごとセンターのWebサイトで仮登録を済ませてから,東京しごとセンター(飯田橋)に行って受付をします。このときは相手はジョブカフェ(東京しごとセンター)の担当者なので,私服で問題ありません。
キャリアカウンセリング:私服
初回は,就職支援アドバイザーによる45分のインテーク(利用案内と相談)があります。キャリアカウンセリング時も私服で行って問題ありません。
セミナー&イベント:私服(面接練習などはスーツ着用)
東京しごとセンターでは,「就活の進め方」「書類講座」「面接練習」などのセミナー,「企業訪問」などのイベントがあります(参加は義務ではありません)。
このうち,座学(座って話を聞くもの)に関しては私服でも大丈夫です。たとえば「就活の進め方」や「書類講座」などがあげられます。
「面接練習」については,本番と同じように行う場合もあるので,スーツ着用の場合があります。これは事前に分かるため,就職支援アドバイザーに確認をしておきましょう。
また,「企業訪問」のイベントについてはスーツ着用が基本です。詳細は,イベント概要を確認して間違えないようにしましょう。
スーツについて
スーツ着用の場合,「ブランドものスーツ」を着る必要はありません。アオキや青山などリーズナブルな価格で用意できるスーツを選べば良いでしょう
職業相談&紹介:私服
「職業相談&紹介」は就職支援アドバイザーと一緒に進めるので私服で問題ありません。
ここまでくれば分かるように,ジョブカフェの人と何かをやるときは「私服」(「面接練習」は除く),企業の人と接するときは「スーツ」だと覚えておきましょう。
面接:スーツ
求人に申し込むと,企業の採用面接があります。ここはスーツ着用です。
企業ごとに求められる服装が異なる場合もあるので,分からないことや曖昧な点があったときは,求人を担当してくれた就職支援アドバイザーに相談をしましょう。
採用面接に通ると,いよいよ新しい会社の生活がスタートします!
まとめ
ジョブカフェに行くときは私服で行って問題ありません。面接練習でもない限り,スーツを着る必要はないので,肩ひじ張らず気を楽にしてジョブカフェに参加してみましょう。