保育士・幼稚園教諭の履歴書を書くときの「退職理由」について,「どこまで本当のことを書いていいのか?」「どんなことを書くとNGなのか?」悩んでしまう方も多いと思います。
そこで,保育士・幼稚園教諭の履歴書の書き方「退職理由」について解説します。
目次
履歴書には「一身上の都合により」の一言でOK
職歴を書くときは,基本的に「一身上の都合により」の一言でOKです。
退職時の例文
平成◯年3月 社会福祉法人◯◯保育園 一身上の都合により退職
退職理由を具体的に書いた方が良いケース
ただし,退職理由を具体的に書いた方が良いケースもあります。
なぜ,具体的な理由を書く必要があるのかというと,面接官が「この人を採用して大丈夫かな?」と不安に思っている懸念点があるからです。
この懸念点を払拭できれば,面接官は不安することなくあなたを採用してくれます。
転職回数が多い
転職回数が多いと,面接官は「採用してもすぐに退職してしまうのでは…?」と不安になります。施設(企業)にとって,採用は「時間」も「お金」もかかります。
そのため,「自分を採用しても大丈夫」であることを伝えることが必要になるのです。
例文には「親の介護」をあげました。これでは「親の介護は大丈夫なの?」という不安が残ります。そのため,面接時には「大丈夫であること」を詳細として伝えましょう。
退職理由の例文
20XX年X月 親の介護により退職
職歴に一貫性がない
職歴に一貫性がないと,面接官は「専門性が低い人なのでは…?」と不安になります。
そのため,スキルを持っていることを職務経歴書や面接時に伝えるようにしましょう。
ただ,保育士や幼稚園教諭の場合,資格や免許がないと働けないので(保育補助もありますが),職歴の一貫性がないという方は少ないと思います。
退職理由の例文
20XX年X月 株式会社◯◯ 入社
20XX年X月 プログラマ転身により退職
職歴にブランクがある
職歴に長期間のブランク(1年など)があると,面接官は「空白期間は何をやっていたんだろう…」「働けない人なのでは…?」と不安になります。
そのため,ブランク期間に何をやっていたのかを説明しましょう。
退職理由の例文
20XX年X月 療養のため退職(◯月◯日現在,完治)
退職理由を書くときのポイント
履歴書には「職歴」欄の他に,退職理由を書く欄がある場合があります。
また,退職理由を書く欄がなくても,職歴がある場合はほぼ確実に面接で「退職理由」を聞かれます。そのため,適切な退職理由を考えておくことが必要です。
保育士・幼稚園教諭の退職理由で多いのは次の3つの理由です。
- 給料が安い
- 仕事に疲れた
- 人間関係に疲れた
ただし,退職理由をそのまま伝えてしまうと,心象が悪くなってしまいます。
そこで以下の点に気をつけて退職理由を書く(話す)ようにしましょう。
退職理由はポジティブに書く
退職理由にネガティブな言葉を使わないようにしましょう。退職理由でいちばんやってはいけないのが,前の職場のことを悪く言うことです。
誰でも人のせいにしている発言を聞いて気持ちよく思う人はいません。
退職理由は,それぞれの理由をポジティブな言葉に変換して書くようにしましょう。
転職先で実現したいことを書く
退職理由を書いただけでは不足してしまいます。
次はどのようにしたいか(志望動機にもつながります),同じ間違いを繰り返さないためにどのようにすべきかという,転職先で実現したいことを書きます。
この2つを合わせることで,保育士・幼稚園教諭の適切な退職理由が完成します。
退職理由の例文
お給料による理由
保育士は,たびたび「お給料の安さ」が話題になるほど,労働内容と比較して「給与が低い」と言われます。
「お給料が低い」という言葉を使わずに「見合う評価」という言葉を使います。
退職理由の例文
保育士として経験を積みキャリアアップをして,それに見合う評価をしてもらいたいと思いました。
労働条件による理由
「仕事が多い」「持ち帰り仕事がある」など,ネガティブな表現は評価が下がります。
労働条件の場合は,「子どもの接し方を大切にする」などの表現を使います。
退職理由の例文
前職では,業務に追われ保育士として子どもとの関わりが疎かになっていました。これからはひとりひとりの子どもに合わせた接し方をしていきたいと思っています。
人間関係による理由
女性が多い職場では人間関係に疲れてしまったという方も多いと思います。
ただ,苦手な人はどこの職場にもいるものです。
「園長,同僚,保護者と上手くいかなかった」という表現はせずに,「方針の違い」という言葉使います。
「方針の違い」という言葉を使うと,「どこが違ったのか?」と具体的に聞かれるので,「どこがどのように違った」という理由も合わせて考えておくようにしましょう。
退職理由の例文
前職は園長の運営方針の違いから辞めてしまいました。今後は保育に対する思いが共感できる施設で働きたいと思っております。
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