保育士・幼稚園教諭の面接でよく聞かれる質問のひとつに「退職理由」があります。2つ以上の勤務先の場合,ほぼ必ず質問されるはずです。
ここでは保育士・幼稚園教諭の面接対策から「退職理由」について解説します。
目次
「退職理由」の意図を考える
面接の質問は,すべて質問の意図を考える必要があります。この質問は,保育の経験がどのくらいあるのか,また退職の理由(辞めた理由)がどのようなものかがチェックされます。
こんな回答はNG
保育能力の低さを認める
「多くの子どもの担当をしていて負担が大きかった」など,保育能力の低さを認める発言は,マイナス評価につながります。
愚痴や批判ではなく,前向きな転職理由を用意しましょう。
前職のことを悪く言う
いちばんやってはいけないのが,「前職」のことを悪くいうことです。他人のせいにしている人に良い印象を持つ人はいません。
前職ではできなかったことを,次の職場では実現しようと思っていることを伝えましょう。
こんな回答はOK
前向きで向上心がある
「保育者として幅を広げたい」など,前向きで向上心のある退職理由だと,後ろめたいイメージを感じません。
前職の経験を活かす
また,前職での経験を活かし,「即戦力になれる」こともアピールしましょう。
倒産やリストラなどの場合はどうする?
たとえば,企業の倒産やリストラなど,自分にとって不本意な退職の場合は,それらの理由は強調せずに,「乗り越えて頑張る」という気持ちを前面に出しましょう。
どの場合も「誰かのせいにする」という他責はNGになります。
転職回数が多い場合はどうする?
転職回数が多い場合,「採用してもすぐに辞めてしまうのでは…」という懸念を採用官は抱きます。この心配を取り除くために,「実現したいこと」などを伝えましょう。
また,退職理由が上手に思い浮かばないときや,どうしても転職回数が多くなってしまい,自分に合った職場を見つけられないときは,就職エージェントを利用するのもおすすめです。
保育士・幼稚園教諭に特化した就職エージェントを使えば,離職率が高いいわゆる「ブラックな職場」を除外した職場を選ぶことができるでしょう。
2018.06.06
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