保育士・幼稚園教諭の面接で「趣味・特技」を聞かれたとき,どのように答えるのがよいか悩みませんか? 「趣味」だからといって何を答えて良いわけではありません。
ここでは,保育士・幼稚園教諭の面接対策として「趣味・特技」について解説します。
「趣味・特技」であなたという人物を伝える
「趣味・特技」では,あなたという人物を伝えます。
「仕事に関係ないところだからテキトーに答えちゃって大丈夫なのでは!?」と考える人もいるかもしれませんが,面接の回答はすべてが自己PRにつながる大切なものです。
たとえば,今まで仕事のことしか話さなかった同僚から趣味の話を聞いたとき,「この人,意外とこういうところあったんだな」と思ったことはありませんか?
趣味はその人を深く知るためのきっかけにもなります。
採用面接時の「趣味・特技」の質問も同じです。採用担当者にとってはあなたのことを知る重要な質問なので,気を抜かないで回答を用意しておきましょう。
「趣味・特技」を考える上で重要な3つのポイント
実務に役立つものを選ぶ
趣味・特技を考える上で重要な3つのポイントです。
まず,実務に役立つ趣味や特技を選びましょう。
保育士・幼稚園教諭なら「ピアノ」や「読書」などをあげる方が多いようです。
一方,実務にあまり親しくない「バイク」や「釣り」などはふさわしくありません。
また,「ギャンブル」など世間体が良くないものもあげない方が良いでしょう。
どのようなところが好きか
趣味と特技を決めたら,それの「どこが好きか」「どのくらいできるか」を考えます。
たとえばピアノの場合,バイエル・ソナタなどスキルの分かるものがあれば伝えましょう。大会で受賞経験がある場合もスキルを判断する基準になるのでぜひ伝えてください。
大会の出場経験などがない方は,それがどれだけ好きか伝えます。たとえば,「料理が好きなので,休日は一日かけて料理をしています」というのも良いでしょう。
ただし,いくら好きだからといって,あまりたくさんの趣味をあげるのはよくありません。「多趣味な人=趣味に生きる人」と見られてしまうからです。
仕事でどのように活かせるか
最後に,自分の趣味と特技が保育士・幼稚園教諭として仕事にどのように活かせるかをあげます。そのために「実務に役立つもの」を選ぶ必要があるのです。
仕事にまったく関係ない趣味や特技を持つことは悪くありません。ただし,採用面接時に話す内容に関しては,「仕事活かせるもの」を厳選して選びましょう。
たとえばピアノの場合,「子どもたちと一緒に歌い弾きができる」というのは強力なアドバンテージ(優位性)になります。
本を読むのが好きな人も,「子どもに絵本を読んであげられる」などに結びつけられます。
「趣味・特技」を通して,保育士・幼稚園教諭の面接を有利に進められるようにしましょう。
2018.06.06
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