介護職の面接対策「退職理由(前職を辞めた理由)」(例文あり)

介護職の転職
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介護職の面接時,答えにくい質問のひとつが「退職理由(前職を辞めた理由)」という方も多いのではないでしょうか。どのように答えるのが良いのか悩んでしまいますよね。

そこで,ここでは介護職の面接対策として「退職理由」の考え方について解説します。

面接官が退職理由を聞く理由

なぜ,採用面接では前職を辞めた理由を聞くのでしょうか。主に2つの理由があります。

  • すぐに辞めてしまわないか
  • 人間性に問題がないか

すぐに辞めてしまわないか

ひとつめは「すぐに辞めてしまわないか」を確認するためです。施設(企業)は採用に多くの時間とお金をかけています(1人あたり約50万円)。

もし,退職理由が自社にも当てはまっていると,入社してもすぐに辞めてしまうリスクがあります。そのため,ミスマッチを防ぐために「前職を辞めた理由」を聞いているのです。

人間性に問題がないか

もうひとつは「人間性に問題がないか」を確認するためです。具体的に言うと,「仕事へのスタンスは問題ないだろうか」「対人コミュニケーションは問題ないだろうか」「他責にしないだろうか」などが確認されます。

特に前職を辞めた理由を「前職のせい」にしてしまう人は,「他責にする人」だと思われてしまうので注意しましょう(考え方のポイントは後述します)。

退職理由を話すときに注意したいこと

それでは退職理由はどのように考えれば良いのでしょうか。ポイントは2つあります。

  1. 前職を批判する言葉は使わない
  2. 前向きな理由に言い換える

前職を批判する言葉は使わない

まず,前職でどんなことがあったとしても「前職を批判する言葉は使わない」ようにしましょう。特にブラック企業だった場合,言いたいことがたくさんあるかもしれません。

しかし,言いたい気持ちはぐっとこらえましょう。

もし,あなたが前職のことを悪く言ったり,特定の人を悪く言うと,相手には決して良い印象を与えません。誰だって人のせいにしているのは気持ちよく映らないものなのです。

前向きな理由に言い換える

そして,ネガティブになりやすい「退職理由」は前向きな理由に言い換える。これが2つめのポイントです。そうすることで,退職理由を志望動機としても使えるようになります。

ここで,かんたんな退職理由の例を見てみましょう。

たとえば,「給料が安かった」というのは多くある退職理由のひとつです。しかし,これをそのまま伝えてしまうと後ろ向きな理由になってしまいます。

そこで「介護福祉士の資格を活かしたいので,資格を評価してくれる会社で貢献したいと思いました」と言い換えることで,前向きな理由に言い換えることができるようになります。

また,「評価されなかった」というのも多い退職理由でのひとつです。この場合は「能力をきちんと評価してくれるシステムがある会社で挑戦したい」と言い換えられます。

このとき,どちらの場合もそうですが,選考を受ける施設(企業)がそうであること(資格を評価してくれる,能力を評価してくれるシステムがあるなど)を確認しておきましょう。

転職サイトを活用するのもおすすめ

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