アパレル業界の面接を受けるとき,Web応募ではなく電話で応募することもあると思います。
このとき気をつけたいのが電話マナーです。慣れない敬語でガチガチに緊張してしまうのも考えものですが,相手の都合を考えないなど失礼にあたると面接をする前の段階で評価が下がってしまいます。
ここではアパレル業界の面接対策として,電話をかけるときのマナーについて解説します。
相手の都合を考えた時間帯に電話する
相手企業にもよりますが,販売職などのサービス業では繁忙期と閑散期があります。
具体的には,平日の夕方過ぎ,週末の土日はお店が混み合います。また,開店直後もルーチンワークが多いために,店員さんたちは忙しく動き回っています。この時間帯に面接の電話をしてしまうと,「なぜ忙しい時間帯に電話をしてきたのだろう?」と思われてしまいます。
求人に応募するときの電話は,平日のお昼過ぎから夕方前までの時間帯にかけるようにしましょう。
電話をかけるときは,「お忙しいところ失礼いたします」と相手を気遣います。また,「今,電話をして大丈夫か」を必ず確認するようにしましょう。
電話のトーク例
お忙しいところ失礼いたします。「◯◯」(求人媒体名)の求人広告を見た◯◯と申します。面接についてお伺いしたいのですが,今ご都合よろしいでしょうか。
必ず自分の名前を言う
電話をかけたときは,相手に聞かれる前に必ず自分の名前を言います。相手にとったら「知らない人」からかかってきている電話のため,名乗らない人は不審に見えます。
名前を名乗るのは社会人としてのマナーなので,必ず名乗るようにしましょう。
電話のトーク例
◯◯と申します。
話す内容をまとめて伝える
求人に応募するときの電話などでは,緊張して頭が真っ白になってしまうこともあると思います。その結果,何を話せばいいのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。そのため,話す内容をあらかじめ「台本」に書いておきましょう。何を話すか決まっていれば,緊張しても大丈夫です。
また,相手の話すことをメモできるようにペンも持っておくと良いでしょう。
電話のトーク例
御社の○○の求人に応募したくお電話しました。
面接の日程調整をする
相手からかんたんな職歴を聞かれたあと,面接の日程調整に入ります。
電話のトーク例
承知しました。◯月◯日◯時にお伺いいたします。
もし,どうしても都合が悪い場合は「申し訳ありません。その日時は都合がつきませんので,大変恐縮なのですが,時間帯や日にちをズラしていただくことは可能でしょうか?」とお願いします。
このとき,自分から「面接日時」を提案するのはマナー違反です(相手から聞かれたときは問題ありません)。
ただ,2回目以降の予定も合わないなどの場合は,「なぜ多忙な時期に応募をしてきたのだろう?」とあまり印象が良く思われません。
できるだけ相手の予定に合わせやすい時期に求人応募をするようにしましょう。
お礼をして電話を切る
面接の日程が決まったら,お礼をして電話を切ります。
このとき,相手が電話を切るまで切ってはいけません。
電話のトーク例
本日はありがとうございました。それでは,失礼いたします
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