アパレル業界の面接はがむしゃらに質問がされるわけではありません。
大体の採用面接では「よく聞かれる質問」というものがあります。
そこで,アパレル業界の面接でよくある質問を知って備えておきましょう。
ここではアパレル業界の面接対策として,よくある質問とその回答例について解説します。
※この記事では正社員として就職される方を対象にしています。
目次
自己紹介をしてください
自己紹介では,名前や年齢を答えます。
また,アパレル業界に転職した理由などかんたんな自己PRも答えます。ただし,ここでは簡潔に済ませ,のちほど「自己PR」を聞かれたときにしっかりとしたものを答えましょう。
https://apparel-labo.work/interview-self-introduction
自己PRをしてください
自分が過去の経験から強みとしていることをエピソードと合わせて話します。このとき,結論から話し,その強みを裏付けるためにエピソードを話すという順番で話しましょう。
また,ただ「自分の強み」を話すだけでなく,それがどのように企業にとって役に立つのか,相手にとってのベネフィット(価値)を伝えることが大切です。
https://apparel-labo.work/interview-pr
志望動機は何ですか?
志望動機には2つあります。
1つは「その職種を志望した理由」。そしてもう1つは「その企業を志望した理由」です。
どの職種やどの企業にも当てはまるような内容はどの企業にも刺さりません(採用担当者に響きません)。そこにしか当てはまらない志望動機を考えましょう。
https://apparel-labo.work/interview-reason
前職を辞めた理由は何ですか?
アパレル業界が未経験なら,なぜ前の業界からアパレル業界を志したのか。アパレル業界内での転職なら,なぜ今の仕事を辞めて別の仕事を志すのかについて話します。
面接官は,「あなたが仕事をすぐに辞めてしまうのではないか」「人間性に問題があるのではないか?」と不安に感じています。その不安を解消できるような答えを用意しましょう。
当ブランドをよく使いますか?
販売職などを中心に「当ブランドを使うのか?」という質問をされるときがあります。
「選考を受けるブランド(企業)のことをどれだけ好きか」という志望動機にもつながるので,たしかな回答をしたいところです。
どうしてもあまり使ったことがない場合は,「それでも選考を受ける理由」をしっかり用意しておくことが求められます。
当店についてどのように思いますか?
販売職を中心に「当店についてどのように思いますか?」という質問をされるときがあります。
店舗のことをどれだけ見ているかという洞察力,改善点を見つけることができるのかという仕事に対しての積極性が確認されます。
販売職として選考を受ける場合は,あらかじめ店舗を視察しておきましょう。その上で,「なぜそれを改善する必要があるのか」という理由も考えておきましょう。
他に選考を受けている企業はありますか?
転職活動をする上で,いくつかの選考を受けることは当然あります。
ただ,選考を受ける企業の業界がバラバラだと「本当にアパレル業界で働きたいのか?」「この企業で働きたいのか?」という疑問を持たれてしまう場合があります。
正直に答えることも重要ですが,その場合は「アパレル業界が第一志望であること」「御社が第一志望であること」を必ず一言添えるようにしましょう。
最後に質問はありますか?
採用面接の最後には「最後に何か質問はありますか?」という「逆質問」があります。
逆質問では,あなたの「意欲」が確認されます。「早く仕事を覚えたい」という気持ち,「会社について知りたい」という気持ちを逆質問に乗せて聞いてみましょう。
ただし,「給与」た「残業時間」など労働条件に関する逆質問はマイナス評価につながります。どうしても気になる場合は,インターネットの口コミサイトなどで調べておきましょう。