今,就職/転職市場はどのようになっているのでしょうか。
ここでは気になる就職/転職関連のニュースをセレクトしてご紹介します。
目次
元従業員の再就職支援 百貨店大沼破産で山形市と職安が説明会
「生活を立て直すために奮闘するしかない。職を選ばなければ何でもあるという前向きな気持ちで臨みたい」
会社の平均寿命(23.5年)を考えると、50〜60代で転職をすることもどんどん普通になりそう。https://t.co/QpRt7USwV0 @kahoku_shimpoさんから
— JOB COMPANY (@usecompanydayo) February 3, 2020
山形県の百貨店大沼が自己破産したことで,元従業員の再就職支援が始まったという記事です。
記事では外商の57歳男性,販売職の64歳女性が紹介されていて,「この年齢から再就職をするのは大変そう」と感じた方も多いと思います。
しかし,会社の平均寿命(23.5年)を考えると(当然平均よりも短い寿命の場合もある),終身雇用はおろか,人生の中で2社,3社の会社を渡りあるくのは当たり前になってきます。
さらにこの50年(記事に出てきた彼らが二十歳くらいだった頃を想定)でどれだけ主要産業が変わったかを考えると,ひとつのスキルにしがみつくことはリスクが高いことがわかります。
2019年10-12月期 転職時の賃金変動状況
リクルートキャリア「2019年10-12月期 転職時の賃金変動状況」
・前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合:29.6%
・もっとも割合が多かったのは「接客・販売・店長・コールセンター」(38.4%)https://t.co/SrI81HX4jh— JOB COMPANY (@usecompanydayo) February 3, 2020
リクルートキャリアさんが「2019年10-12月期 転職時の賃金変動状況」を発表しました。
「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は29.6%。
反対に言うと,約7割の人が前職と比べて1割以上賃金が上がらなかった(わずかに上がった,同じ,減った)ということになります。
もう少し突いて見ると,その約7割の人にとってはそれだけの理由があってでも「前職を辞めて転職したかった」ということが言えます(転職理由がポジティブかネガティブかは不明です)。
面白いのは,各職種で比較すると,「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」がもっとも高かったのは「接客・販売・店長・コールセンター」(38.4%)だったことです。
「人手不足」が深刻化している昨今,サービス業の賃金が上がってきているのがわかります。
就職世代,地方から所得高い東京へ
どうしても就職のチャンスが多いのは東京になりますよねぇ…。
就職世代、地方から所得高い東京へ 企業も人材確保:日本経済新聞 https://t.co/q2tjzIRMOj
— JOB COMPANY (@usecompanydayo) February 4, 2020
「就職世代が東京に流れてきている」という記事です。
理由は「都会の方が便利だから」「志望する企業がないから」があげられています。
良くも悪くも「東京一極集中」が進んでいるということです。
たしかに地方で「少ない求人」「安い賃金」という事情を考えると,東京に出た方が圧倒的に楽になるのはたしかです(娯楽も多いので地方の人にとっては刺激も増える)。
新サービス『体験入社エージェント』提供開始
半日〜1日体験入社・職場見学できる「体験入社エージェント」。
面白そう!
新サービス『体験入社エージェント』提供開始のお知らせ https://t.co/YmgSoMpqlU @PRTIMES_JPさんから
— JOB COMPANY (@usecompanydayo) February 4, 2020
体験入社・職場見学ができるサービス「体験入社エージェント」のプレスリリースです。
扱っているすべての求人で半日や1日の体験入社・職場見学ができるようになっています。
人材紹介会社は同じようなサービスが並んでいるので,このように特徴があるサービスは面白いなと感じました(取材に行ってみたい)。
2020年 キャリアトピック「ふるさと副業」
地方企業で月数回〜週1回働く「ふるさと副業」。
(やってみたい)https://t.co/2LADwhP6Ac
— JOB COMPANY (@usecompanydayo) February 4, 2020
リクルートキャリアさんが,新しい働き方を「ふるさと副業」と名付けました。
ふるさと副業は,地方の中小企業の仕事を月数回や週1回ペースで関わるという働き方です。
この背景には「働き方改革」「副業解禁」「テレワーク普及」などがあげられます。
個人的にこれやりたいと思いました(笑)。
オリコン顧客満足度調査 新卒エージェント採用担当向けランキングNo.1 『DYM新卒紹介事業部』
「DYM新卒紹介事業部」がオリコン顧客満足度調査「新卒エージェント採用担当向けランキング」No.1 に選ばれました。
最近のDYMさんの勢いスゴいです。
https://t.co/I73QffmNMi @dreamnews_pressさんから
— JOB COMPANY (@usecompanydayo) February 6, 2020
オリコン顧客満足度調査 新卒エージェント採用担当向けランキングの1位にDYMさんが2年連続で選ばれました。新卒向けなので,求職者側だと「MeetsCompany」として知られています。
DYMさんは,新卒向け「MeetsCompany」,第二新卒・既卒・フリーター向け「DYM就職」で飛ぶ鳥を落とす勢いで勢力を拡大しています(実際にWebサイトを運営していると肌で感じます)。
次はどこに進出するのかなと楽しみなこの頃です。
就職氷河期世代を民間企業が無料支援 就職支援のジェイック,支援対象を39歳まで拡大
ジェイックさんの対象年齢が39歳までになります(2月17日から)。
29歳→34歳→39歳と幅を広げています。
(サービス名は「就職カレッジ」のままでも良いような気もする)https://t.co/geqAzRI8OI @dreamnews_pressさんから
— JOB COMPANY (@usecompanydayo) February 6, 2020
ジェイック(JAIC)さんが就職支援対象を39歳まで拡大することがわかりました。
ジェイックの就職対策講座「就職カレッジ」(旧・営業カレッジ)はこれまで29歳までが対象だったのですが,「就職氷河期世代」を背景に34歳まで拡大しました。
そして,今回39歳まで拡大します(2月17日から)。
第二新卒・既卒・フリーターなど若年層向け就職エージェントの中で「30代の就職支援」を強化しているのはジェイックさんだけなので,これは強いと思います。
ただ一点,「就職カレッジ」とはわけて「30代カレッジ」というサービス名にするとのことなのですが,同じ若年層の就職支援なのでサービス名分けなくてもいいかもなんて思ったり…汗