第二新卒・既卒・フリーター向け就職支援サービス「ハタラクティブ」のYouTubeチャンネル「ハタラクTV」が,「正社員登用で正社員になれる?」を公開しました。
動画では,正社員登用について,ハタラクティブの後藤 祐介さんが解説します。
契約社員と正社員の違い
まず,契約社員と正社員のいちばんの違いは「雇用の期間」になります。
- 正社員:無期雇用
- 契約社員:有期雇用
賃金については,2020年4月に同一労働同一賃金の法律が改正されたことにより,以前ほど大きくは差がなくなりました。まだ,法の整備は進んでいないものの,今後,契約社員でも正社員と同じ給与がもらえる企業が増えてくることが見込まれるとのことです。
契約社員として仕事をするメリット
特殊なスキルを身につけられる点について,デザイナーやSE(システムエンジニア)など,未経験から専門的なスキルを身に付けたい場合,正社員だと求人数がかなり絞られるため,契約社員として実務経験を積むという方法があげられました。
また,プライベートとの両立については,正社員の平均残業時間が月40時間程度になるところ,契約社員は月10時間未満になるところも多いため,子育てをしながらでも働きやすいとのことです。
正社員登用とは
正社員登用とは,アルバイトやパートなど非正規雇用から正社員に登用する企業制度のことのです。期間は企業ごとによって異なり,半年のところもあれば,1〜2年程度のところもあります。
ただ,正社員登用についての注意点について以下があげられました。
- 勤怠状況や勤務態度により正社員になれない可能性がある
- 正社員になるために仕事内容が変わる
- 契約社員と正社員で採用基準が違う
実際,求人票に「正社員登用」と書かれていたとしても,入社したら「なかなかなれない…」ということがあるため,面接時に「正社員登用の実例」「仕事に相違がないか」などを確認しておきましょう。